PUSの救急病院デビュー夏の間はサイクリングしたり登山に行ったり ものすごくフットワークが軽いんですが、冬の間は 冬の暗闇に打ちのめされ冬眠中の熊並に運動しないワタシ。 そんな訳で、冬の間にエライ太ってしまったワタシは エライこっちゃと森へ毎日ウォーキングに出かけ ダイエットに勤しんでいた最中に事件は起こった。 数日降り続いた雨のせいで、森の中の道はぬかるみ 岩の上なんかは滑りやすかったわけですよ。 注意して歩いてはいたんやけど反対側から来た大型犬3匹に 気を取られていたら、すれ違いざまに岩の上で滑って どってーーーーーーーん。 転びました。 速歩で歩いてたので、かなりの勢いで・・・・。 驚いた犬の飼い主は、きゃーーーーーーーーーーーっ!! 『 いてぇ~~。 いや大丈夫です、ワタシ。 ここ滑りますよー 』 突発的な出来事で何が何だかわからんかったんやけど 暫く歩いてると左手が痛いので、左手をふと見ると 親指にすげー裂傷。 あとは尻もちついたのでお尻が痛い程度で 特に外傷はなかったんよ。 家に帰って暫くすると左手の甲の下部分がどんどん 腫れてきた。 指は動くけど動かすと手の甲に痛みを感じ 手がしびれてきたので、これはいよいよ救急病院デビューですかーー?? 注: ノルウェーにはホームドクター制度っちゅうのが あって、外科であろうが内科であろうが肛門科で あろうが、まずホームドクターの診察を受けないことには 先に進めない。 しかし完全予約制で、当日に 予約が取れることはマレなので、週末や早朝、深夜などに 具合が悪くなったり怪我した場合は、救急病院のお世話に なるしかないわけです。 今まで、ダンナが複数回救急病院のお世話になったことがあるので 付き添いで行ったことはあるものの、ワタシが患者になるのは 初めてですよーー。 いよいよ救急病院デビューの日がやってまいりました。 しかし、こんな時に限って、うちのダンナは日曜だというのに 仕事で留守。 今回に限らず、うちのダンナは、いつも必要と されてるときに留守なんだわさー。 とりあえず、ダンナの携帯に 『 PUS、負傷につき、救急病院へ行ってまいりまーす 』 と電話。 あと数時間待てば、ダンナが帰ってくる時間帯だったので ダンナに付いてきてもらおうかとも思ったんですが ダンナは 『 待合室で4時間も待つのイヤ 』 とか抜かしやがった。 お・おまえーーーーーーー!! いや、マジでノルウェーの救急病院、待ち時間長いんです。 ただの捻挫かもしれんし、救急病院へ行くべきか迷ったんやけど どんどん手が腫れてきて痛みも増してきたので救急病院デビュー 決定です。 いざ救急病院に着くと、待合室は思ったより空いており 番号札を取ると10人待ち程度。 20分ほどで看護師さんとの 面談に呼ばれ、症状を説明。 その10分後くらいに 診察室に呼ばれ 『 ドクターが来るまで、ここでお待ちください 』 と 椅子を勧められ、今回は珍しくスピーディーやん! と思ってたら このドクターとやらが、待てど暮らせどけーへんやん! ドクターの準備ができてから呼んでんかっ。 30分ほど待って、ようやく女医さん登場。 触診の結果、すぐレントゲンの刑に処され、レントゲン専用の 待合室に送られる。 10分ほど待って、やっと名前が呼ばれるが、レントゲン技師さん ワタシの苗字の読み方、間違ってまっせー。 初め、 『 もしかしてワタシですか? 』 と思ったんやけど 2回目にファーストネームで呼んでくれたので、やっとピンと きたよ。 色んな角度からレントゲンを6枚ほど撮り、待合室で待たされること 15分。 そこにやっと 『 PUSさん 』 と親しげに担当の女医さんが やってきた。 と、女医さんは 『 多分、骨折と思うけど、定かじゃないの。 とりあえず ギブスをつけて様子をみましょう。 一週間後にまた 診察に来てね。 もう予約とってあるから 』 そこへギブスをつけてくれるという看護師さん登場。 『 じゃ、今からギブスつけますよー。 ところで青か紫かどっちにする? 』 『 なんの話ですか? 』 『 ギブスの色よ 』 ノルウェーのギブスは色つきなのかーーーーー?? 以前、電車の中で白いギブスをつけてる高校生ぐらいの ノル人の男の子を見かけた時、ギブスの上に 友達からのお見舞いのメッセージがいっぱい書かれてて へぇーーーーっ!! と思ったことがあったけど 色付きのギブス、初めて見たーー。 骨折、バンザイ |